ボルボ・カーズのトースランダ工場、クライメート・ニュートラル達成
ボルボ・カーズは本日、2025年までに全世界の製造拠点をクライメート・ニュートラルにするという目標に向けて大きく前進し、スウェーデンのトースランダ工場が、ボルボとして、完全にクライメート・ニュートラルな状態に達した最初の自動車製造工場となったと発表しました。
これにより、トースランダは、2018年にクライメート・ニュートラルを達成した、スウェーデンにあるショブデのエンジン工場に続き、製造拠点全体で2番目にクライメート・ニュートラルを達成しました。
ボルボ・カーズで最も古いトースランダ工場は、2008年からクライメート・ニュートラルな電力を使用しています。また、暖房もクライメート・ニュートラルのものを使用しています。
詳しくは、ボルボ・カー・ジャパンのニュースリリースをご覧ください。
https://www.vcj-press.jp/pressrelease/20210527
ボルボはこれからも、クライメート・ニュートラルを目指し、全面的な電動化によるテールパイプ排出量への対応にとどまらず、ボルボの広範な事業活動、サプライチェーン、循環型経済を取り入れた材料のリサイクルと再利用による二酸化炭素排出量の削減への取り組みをすすめてまいります。
※クライメート・ニュートラル
「クライメート・ニュートラル」とは製造工程で消費される電気エネルギーなどの発電で発生するCO2(二酸化炭素)などの温暖化ガス量を算出し、それに基づいて排出量削減証明書を購入することで、発生した二酸化炭素を相殺することです。
印刷物の生産には製紙、印刷工程、後加工などでかならずエネルギーが必要です。クライメート・ニュートラル印刷物とは生産過程でCO2を発生させないことではなく、印刷工程で発生したCO2を世界中のCO2削減プロジェクトで節約することによって、その分だけ相殺され、地球全体の大気中CO2総量が増えないことを意味します。「カーボン・ニュートラル」とも言われています。