タイヤの日常点検、してますか?
いつもボルボ・カー山口のホームページをご覧頂きありがとうございます。
皆様は、日ごろお使いになっている車のタイヤ、点検されていますでしょうか?
タイヤは路面に接触する唯一の部分です。
1トンから2トンにもなるような重量をたった4本で受け持ち、走る・曲がる・止まるを安全にサポートしています。
安全で快適なドライブのために、タイヤのこと、少し知っていただけると嬉しいです。
1.タイヤの残り溝
タイヤに掘ってある溝は、主に路上の水を排除する役割があり、とても重要です。
この溝が少なくなってくるとタイヤ接地面の排水が追いつかなくなり、ひどくなってくるとアクセルを踏んでも滑って加速しない(走らない)、ハンドルを切っても滑る(曲がらない)、ブレーキを踏んでも滑る(止まらない)ようになってしまいます。
ボルボが誇る衝突回避・被害軽減ブレーキシステムも、タイヤが路面をグリップしていなければ正常な作動はできません。
これでは安心して走れないですね。
タイヤのサイド部に何カ所か、残り溝をチェックする部位にマークが付いています。(マークはタイヤメーカーによって様々です)
この残り溝、ボルボ・カー山口では3ミリより少なくなったら交換をお勧めしています。※おクルマの使用状況によって、もう少し早めにご提案することもあります。
国産メーカーはだいたい△マーク、ミシュランならマスコットキャラクターのミシュランマンがあります。
2.タイヤの空気圧
タイヤには高圧の空気が充填されていますが、何もしなくても空気はタイヤから徐々に抜けていきます。
この先、気温が上がってくると、さらにその傾向が強くなります。
そして気がつけば、タイヤの空気圧がずいぶん減ってしまっている、ということがあります。
タイヤの空気圧が減ると、乗り心地が悪くなったり、ハンドル操作が悪くなったり、タイヤの摩耗が偏ったりします。
偏摩耗は、ある部分だけが集中して摩耗するため、他の部分の残り溝が十分でもタイヤ交換しなければならなくなることがあります。
タイヤの空気圧は低すぎても、高すぎてもいけません。
タイヤの空気圧は、道具を買って自分でチェックすることもできますが、空気圧を調整するのはなかなか大変だと思います。
気になることがあれば、是非、私たちにご相談下さい。
参考:適正空気圧はおクルマの取扱説明書の他に、運転席ドアを開けたところにラベルで表示してあります。日常点検を行うときはこちらをご覧ください。
3.タイヤの亀裂・損傷
タイヤのトレッド面(路面に当たる面)は割と丈夫にできていて、釘が刺さった程度なら修理して使い続けることができます。
一方で、タイヤウォール(横面)はトレッド面に比べるととても繊細です。
縁石などに接触した、悪路を走行してキズが付いた、などの場合は、もしかしたらタイヤが危険な状態になっていることがあります。
そのようなことに心当たりがありましたら、是非、私たちにご相談下さい。
いずれも、ドライバーが行う日常点検の内容ですが、ご自身で毎日実施するのは大変だと思います。
気になることやご相談ごとがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。