ボルボ・カー 山口

ふたつのハイブリッドシステム(48V or プラグイン ハイブリッド)

2021.03.29 NEWS

 

 

48Vハイブリッド

ボルボの48VハイブリッドシステムにはISGMというモジュールが組み込まれています。
このモジュールは2つの役割があります。
ひとつは、回生ブレーキで発電した電力を48Vバッテリーに蓄電すること。
もうひとつは、蓄電した電力を使用してエンジンの始動や動力の補助をすることです。

スタートスイッチをONにすると、ISGMがエンジンの始動を行います。
従来のスターターモーターを使用しないので、キュルルルという始動音がなく、とても静かです。
お出かけの際に初めてエンジンを始動するときだけではなく、信号などで停止した際のアイドリングストップ後からの再スタートにおいてもとても静かでスムーズな発進加速です。
こちらについては、エンジン始動音の比較動画がありますので、是非ご覧ください。(約2分です)

 

エンジンは力を出すのに得意な回転数と苦手な回転数があります。
停止から発進する際の低回転はエンジンにとっては苦手な回転域ですが、ここをモーターであるISGMがカバーすることで、まるで滑り出すようなスムーズな発進を実現しています。
実際に乗ってみると、「ああ、なるほど」と思える加速感を体験することができますよ。

 

そもそも48Vハイブリッドとは?

「48Vハイブリッド」とはなにかというと、これまで何度も登場したISGMというモーター兼ジェネレーターが48Vという電圧で作動することからきています。
ハイブリッドシステムの作動電圧はメーカーごとに様々で、12Vや24Vというものもあります。
ここに、ボルボは従来より高い電圧である48Vで作動するハイブリッドを採用し、出力の高いモーターで力強いアシストを実現しました。
エンジン始動の静粛性や発進加速の力強さは、既に述べたとおりです。
試乗車でぜひとも体感して下さい。

ボルボ・カー山口の試乗車情報はこちらから。
いろいろなモデル、パワートレーンをご用意しております。

 

 

リチャージ プラグインハイブリッド

完全電気自動車(ピュアEV)を除けば、最も環境負荷が低いプラグインハイブリッド。

プラグインハイブリッドが他のハイブリッドと一線を画すポイントは、外部からの充電(プラグイン)ができることです。
ボルボが採用している48Vハイブリッドよりも大型のバッテリーを搭載することで、「電気だけでも」走行することができます。

バッテリーのみでの走行距離は、フル充電なら40km強(ボルボ公式では40km以上と記載)。一般的な通勤程度なら、バッテリーのみで往復できることになります。なんと、エンジンを使用しない=燃料を消費しないんです。すごいですね。
これはもはや、エンジンで走ることもできる電気自動車ですね。

走行用バッテリーの電力を全て使い切ったとしても、ボルボが誇るパワフルなエンジンで自由自在に走ることができます。
消費した走行用バッテリーの電力は、回生ブレーキによって充電をすることができます。さらに、モードの切り替えでバッテリー使用量を抑え、積極的に充電を行うこともできます。

そうです。プラグインハイブリッドは、ご自宅に充電設備がなくても大丈夫なんです。
もちろん、ご自宅に充電設備があれば、プラグインハイブリッドの効果をさらに高めることができますよ。

ただの「ハイブリッド」ではなく、次のステージであるプラグインハイブリッド。
そのすごさを語ってみましたが、少しでも伝わりましたでしょうか。

実物のすごさのひとかけらでも伝わるようにしてみましたが、現車を見る、実際に体感してみればきっわかっていただけると思います。

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